カメラフォレストニュース 2026.10.23:Leica M12 の噂、Hasselblad 表参道旗艦店、Thypoch 24-50mm アダプター

M12 の噂 · 表参道旗艦店 · Thypoch アダプター

カメラフォレストニュース · 2026.10.23

カメラフォレストニュース

小改款、旗艦店とアダプター

今号は3本:Leica の次世代 M 機は M12 と改名される可能性があるが、中身は M11 を継承。DJI と Hasselblad のダブルブランド旗艦店が月末に東京・表参道で開幕。Thypoch のフルサイズ AF ズームは E マウントから5つのシステムへ拡大。読了目安は約8分。

01 / LEICA

M12 の噂:小改款が先行

M11-R と噂されたモデルが M12 に改名。画面大型化、ボタン右寄せ、中身は M11 を継承。

2027年初 · 未確認

この記事を読む ↓

02 / HASSELBLAD

表参道ダブルブランド旗艦店

1階は DJI、2階は Hasselblad。10/31、表参道に開幕。

2026.10.31 開幕

この記事を読む ↓

03 / THYPOCH

24-50mm f/2.8 マウント拡大

中国初のフルサイズ AF ズームが、E マウントに続き X・Z・L・RF へ拡大。

US$649 · 432 g

この記事を読む ↓

Leica M12:改名しても心はそのまま

噂 · Leica Rumors(2026-10-22 公開)より編纂。内容は原文の噂であり、公式確認は取れていない

6月に伝わった新機はまだ M11-R と呼ばれていたが、今の噂は M12 と言い換えている。名前は1世代先へ跳んだが、中身は控えめだ。センサーもプロセッサーも変わらず、変わるのは画面とボタン。この落差こそ、この噂の面白いところだ。

Leica M11-P ブラックボディ正面(現行モデル)

写真|Leica 公式(現行 M11-P)

発表時期の予想

2027年初

噂、公式未確認

予想センサー

60MP

M11 と同型、Gpixel ではない

原文タイトルWe may get the Leica M12 in early 2027 instead of another Leica M11-R: expect only minor improvements
出典Leica Rumors、2026-10-22 公開
原文リンクleicarumors.com ↗

分かっていること

6月に出回ったバージョンは M11-R だった。2027年初発表、画面大型化、ボタン配置の変更。最新報道によると、Leica は M12 と直接命名する方針で、M11 の 60MP センサーとプロセッサーを継承する。以前噂された Gpixel の新センサーではない。背面画面は大きくなり、ボタンは右側へ移って SL3-P や Q3 と揃い、すでに量産中だという。

信ぴょう性

今回の更新には公式文書も実機写真もなく、情報源は Leica Rumors の後続報道だ。注目すべきは、5月のまとめにあった大胆な項目を一つずつ撤回していること。ハイブリッドファインダー、ボディ内手ブレ補正、新センサーはいずれも最新版にはない。噂が小さくまとまるほど、かえって実際の製品リズムらしく見えてくる。

考えられる影響

もし事実なら、M12 は操作面の更新で、撮像の中核は動かない世代になる。M11 ユーザーにとって買い替えの理由は乏しい。まだ様子見の人にとっては、大きな画面と新しいボタン配置のためにあと1年待つ価値があるかどうかが問われる。本当の答えは、公式発表時の完全な仕様を待つしかない。

+

長所

もし事実なら、実績ある 60MP の中核を継承し、安定して信頼できる。画面大型化とボタンの右寄せで、操作は Q や SL と統一される。すでに量産中とされ、待ち時間は長くないかもしれない。

原文を読む ↗

-

短所

仕様はすべて公式未確認。もし事実なら、改良幅は新世代の型番に見合わない。Gpixel 新センサーの噂は覆され、驚きは限られる。

原文を読む ↗

○

こんな人におすすめ

M11 の購入を迷っている人。次世代を待つ M システムユーザー。Leica の製品リズムに関心のある人。

原文を読む ↗

編集部の視点

型番は前に進み、中身はその場に留まる。

この噂で最も面白いのは改名だ。M11-R と聞けば小改款に聞こえ、M12 と聞けば世代交代に聞こえる。同じカメラが新世代の名前をまとうだけで、期待値は引き上げられる。画面とボタンの調整は実は手堅い。ボタンが右に移って Q3 や SL3-P と統一されれば、複数システムを使う人は慣れ直す必要がなくなる。

ただ正直に言えば、撮像の中核が本当に動かないなら、この世代は日常の操作を整えただけだ。私たちの判断方法はシンプルだ。型番に振り回されず、公式仕様が出るのを待ち、センサーとファインダーが変わったかどうかを見る。今の M11 が撮影の妨げになっていないなら、待たなければならない理由はない。

噂の信ぴょう性●●●●●
期待度●●●●●

Hasselblad 表参道:ダブルブランド旗艦店が開幕

業界動向 · PR Newswire プレスリリース(2026-10-22 公開)より編纂

日本初の DJI と Hasselblad のダブルコンセプト正規旗艦店が、10月31日に東京・表参道で開幕する。1階はドローンと Osmo、2階フロア全体が Hasselblad だ。X2D II、907X、XCD レンズの全ラインが実機で並び、ギャラリーも備える。東京へ行く理由がまたひとつ増えた。

DJI と Hasselblad 表参道旗艦店の外観コンセプト図

写真|PR Newswire プレスリリース(CG 概念図)

開幕日

2026.10.31

土曜、La Porte Aoyama 1–2F

営業時間

11:00–20:00

表参道駅 B2 出口から徒歩4分

原文タイトルJapan’s first DJI and Hasselblad Dual-Concept Flagship Store: “DJI | Hasselblad Authorized Concept Store Tokyo Omotesando” to Grand Open in Late October 2026!
出典PR Newswire(SEKIDO 発表)、2026-10-22 公開
原文リンクen.prnasia.com ↗

何が起きたか

販売代理店の SEKIDO は、日本初の DJI と Hasselblad のダブルブランド正規旗艦店が10月31日に表参道で開幕すると発表した。1階の DJI エリアにはドローン、Osmo、屋内飛行体験ケージ。2階の Hasselblad エリアには X2D II 100C、907X、XCD レンズが並び、ギャラリーと相談スペースを備える。

背景

プレスリリースは出店理由をはっきり語っている。高級機材の買い手は、買う前に手触り、画質、握り心地を確かめたいし、スペック表の外側の話ができる人と話したい。だからこの店は、体験、相談、ブランドの世界観を常設の旗艦店に仕立てた。スタッフが常駐し、日英中の3言語に対応するのも、表参道の国際的な人の流れを見込んでのことだ。

ユーザーへの影響

店内の展示機はすべて電源が入って試せる状態で、1対1の相談は構成選びからアフターサービスまで対応する。開幕後は写真ワークショップや新製品の先行体験も予定されている。台湾の読者にとっては、次に東京へ行くとき、X システムをじっくり触ってから決められる場所が増え、ついでに免税手続きも済ませられる。

+

長所

2階では X2D II と XCD 全ラインを実機で試せる。1対1の相談は日英中の3言語に対応。ギャラリーと休憩エリアが、機材購入を体験へと変える。

原文を読む ↗

-

短所

プレスリリースの画像はすべて CG で、実際の内装は未定。運営はブランド直営ではなく販売代理店。開幕当初は混雑し、相談に待ち時間が出る可能性がある。

原文を読む ↗

○

こんな人におすすめ

近く東京へ行く写真愛好家。X システムの購入前にまず手に取って試したい人。2つのブランドを一度に見たいクリエイター。

原文を読む ↗

編集部の視点

高級機材は結局、手に取ってこそ。

中判の購入判断は、半分がスペックの外側にある。握り心地、シャッター音、画面上の色の移ろい。レビューをいくら読んでも、実際に手に取って3枚撮ることにはかなわない。全ラインの実機に電源を入れて試せるこの店の方向性は正しい。とりわけ X2D II ほどの価格帯のカメラは、もともとネット注文だけに頼るべきものではない。

留保点も先に述べておく。プレスリリースの店舗画像はすべて CG で、実際の空間がどうなっているか、相談がどれほど深いかは、開幕後でなければ分からない。運営が販売代理店である以上、サービスが旗艦店の水準に達するかどうかも様子見が必要だ。開幕の実況が出てから日程に入れるのが賢明で、ついでに寄るのがちょうどよく、わざわざ行く必要はない。

体験の充実度●●●●●
相談サポート●●●●●
聖地巡礼価値●●●●●
ついで立ち寄りのしやすさ●●●●●

Thypoch Voyager 24-50mm:5マウントへ拡大

新品速報 · Photo Rumors(2026-10-22 公開)より編纂

Simera の手動単焦点で知られる Thypoch が今年、AF ズームへ進出した。Voyager 24-50mm f/2.8 はまず Sony E マウントで発売され、今度はテストページが流出して、X・Z・L・RF 版が続くと報じられている。中国製レンズの新境地だ。

Thypoch Voyager 24-50mm f/2.8 レンズ製品写真

写真|Thypoch 公式

価格

US$649

E マウント MSRP、新マウントは未発表

重量

432 g

インナーズーム、鏡長 92.88mm 固定

原文タイトルThe Thypoch 24-50mm f/2.8 lens will be available also for E/X/Z/L/RF mounts
出典Photo Rumors、2026-10-22 公開;仕様は Thypoch 公式プレスリリース
原文リンクphotorumors.com ↗

発表の背景

Photo Rumors の報道では、このレンズのテストページがネット上で発見され、新マウント版の発売が近いとされている。Thypoch にとって初めてのズーム、初めての AF レンズであり、中国ブランド初のフルサイズ AF 恒定絞りズームでもある。背後にあるのは、親会社 7Artisans の AF 実績だ。

光学設計

13 群 16 枚、非球面 2 枚、ED 3 枚、高屈折率 3 枚、円形絞り羽根 10 枚。インナーズームで全焦域の鏡長は 92.88mm 固定。最短撮影距離は全域で 0.3 m、マウント、フォーカスリング、ズームリング、前玉に防塵構造を備える。

仕様と価格

E マウント版は US$649 で、Sony FE 24-50mm f/2.8 G の半額ほど、重量は 432 g。新マウント版の価格と発売日は未発表。Z と L マウントでは、同焦域の f/2.8 ズームが現状ないため、空白を埋める存在になる。

+

長所

5マウントで主流のフルサイズシステムを網羅。インナーズームで恒定 f/2.8、ジンバルに載せてもバランスを取り直す必要なし。432 g と軽く、1日掛けっぱなしでも負担にならない。

原文を読む ↗

-

短所

新マウント版の価格と発売日は未発表。E マウント版の実測では 24mm 開放の周辺が柔らかく、色収差が見られる。各マウントの AF 連携は、実測で確認が必要だ。

原文を読む ↗

○

こんな人におすすめ

1本のレンズで紀実の焦点域をまかないたい人。システム移行を考えているユーザー。予算の限られたフルサイズ初心者。

原文を読む ↗

編集部の視点

マウントが揃ってこそ、本当のスタートだ。

Thypoch がこれまでどれほど良くても、届くのは M マウントと E マウントの小さな世界だった。今回は違う。AF ズームを一気に 5 システムへ広げ、初めて主流ユーザーの前に立つ。インナーズーム、恒定 f/2.8、US$649。このスペック表は本気だ。

だが正直に、E マウント版の実測には取捨選択が見える。24mm 開放の周辺、50mm のコントラストは、同クラス最強ではない。新マウントの AF プロトコルの連携も、実測の声を待つ必要がある。クリーンで現代的な写りが好きなら、待つ価値がある。まずサンプルを見てから、お金の行き先を決めよう。

光学への期待●●●●●
仕上がりの質感●●●●●
携帯性●●●●●
価格の妥当性●●●●●

その他のニュース速報

主報道以外のカメラ・レンズニュースはタイトルのみ。クリックで原文へ。

今号の内容は各記事に明示した出典より編纂したもので、原文の著作権は各著者に帰属します。引用される場合は原文へリンクしてください。

編集部の視点はカメラフォレスト編集部の立場を表します。

Share this story